家づくりの流れ

「オンリーワン」なお客様の理想の家をカタチにします。

新築、一戸建て。住まいが完成するまでには、さまざまなプロセスを経ます。ほとんどのお客様にとっては、すべて初めて経験することになると思います。ここでは、一般的な着工から完成までの流れと、その間に行われる現場においてのさまざまな祭事などについてご説明いたします。

ご契約まで

STEP1出会いのきっかけ

このホームページを見ているあなたは、住まいづくりに興味をもたれ、Google、Yahoo!等の検索ページや新潟県建築設計事務所協会のホームページ等からさまざまなサイトを訪れられたと思います。各々のホームページの情報から、気に入ったサイトに出会ったら、気軽に相談してみることをお勧めします。相談することにより、相手の建築に対するスタンスも解ります。

STEP2ご相談

住宅等を建てることに関して多種多様な疑問があると思います。まずはなんでも質問してみることから始めましょう。理解するまであきらめずに質問することが大切です。当社も住宅やその他あらゆる建築に関して質問を受け付けています。予算のこと、工事期間のこと、法律のこと、都市計画のこと、その他なんでもご質問ください。敷地が、田、畑等で市街化調整区域等で建物が建てられない場合や、開発申請等を必要とすることもございます。まずは気軽に相談してください。

STEP3プラニング

家族構成や敷地の状況等の情報が必要です。また、予算や将来的な計画、住宅に対する想いや、その他の要望などもお伺いできれば、より良い提案ができるでしょう。

STEP4基本設計

プランが決まったら基本設計を行います。基本設計図は実際の工事に使用するだけでなく、見積と工事請負契約書に使用するため、正確な寸法や仕様を記入します。

STEP5工事費の見積

基本設計が終了して、お客様に詳細の確認をさせていただきます。確認に基づいて工事費の積算を行います。
※当社はこのお見積もりまで無料でさせていただいております。

STEP6工事請負契約

見積書に基づき、工事内容、工事価格、支払の時期や方法、工事期間等について、お客様の納得が得られたら工事請負契約を行います。工事請負契約は、お客様と当社が直接交わす契約です。お客様に不利益が生じないよう、工事請負契約書の内容についてご説明し、確認させていただきます。

STEP7建築確認申請

建築工事を行うためには、その建築が適法かどうか、各地方の審査機関の判断を受ける必要があります。これが「建築確認申請」です。建築基準法に従い、書類を作成して役所に提出し、審査後、確認済証の通知を受けます。また地方によっては「建築確認申請」以外にも独自の条例があり、必要書類の提出を求められる場合があります。これらの業務はすべて請負契約の中に含まれます。「建築確認申請」やその他の手続きは、各地方の審査機関の定めたスケジュールで行われます。

着工から建物お引き渡しまで

契約が済んで、いよいよ着工です。住まいづくりの始まりです。

STEP1地鎮祭・近隣挨拶

地鎮祭の意義

日本では、古くから家を建てるとき、祭りということが必ず行われてきました。地鎮祭は、一般に、神式で行われています。神官が主斉し、参列者の心身を祓い清めて、その土地の守護神をお迎えし、神饌(神が召し上がる神酒、食物)を供え、祝詞(のりと)を捧げて、工事の無事進工、竣工と、土地・建物の安全、堅固、弥栄を祈願して古式に則って行います。
地鎮祭は必ず行うものではありません。また建築主ご一家で済ませる場合もあります。執り行う場合は、施工業者にお知らせください。

行う場合の要点

出席者について 出席者は、建築主のご家族(一般的には同居のご家族)・設計者・施工業者です。
日時について 祭事ですから、大安吉日が好まれますが、友引なども宜しいかと思います。また時間は原則午前中に執り行います。
神主について 建築主が直接依頼していただくことが多いといえます。施工業者が代行して依頼する場合もあります。依頼したい神主がいれば、その旨を施工業者にお申し付けください。
費用(初穂料)について 費用(初穂料)は、供物をどちらで用意するかで変わります。詳細は、施工業者にお問い合わせください。
お供物について 一般的に、海の幸・山の幸・米・塩・お酒などを用意します。詳しくは施工業者にお問い合わせください。
  • 儀式は約30分程度で終了します。後片付けが始まる前に神主に初穂料を差し上げてください。
  • 工事中に何かと近隣には迷惑をかける場合があります。入居後も仲良くお付き合いするために、「近隣挨拶」は、大切です。地鎮祭の前に施工業者と一緒に伺うほうが良いでしよう。最低でも「向こう三軒両隣」には粗品を持ってご挨拶に行くことが大切です。

STEP2基礎工事

工地鎮祭が終了すると、まず基礎工事に着手します。基礎工事は住宅を支える大切な工程です。鉄筋のチェック・コンクリート強度のチェックなどは、設計監理者が責任を持って監理します。またあとで見えなくなる部分は必ず工事写真で記録します。

STEP3上棟式

基礎工事が完了し、コンクリートに十分な強度が出たことが確認できればいよいよ上棟です。ここで、ようやく住宅の形が現れてきます。約2日位かけて大工さんが住宅の土台・柱・梁・屋根と組み立てて行きます。一般的には屋根の頂部に配置する「棟木」がかかれば上棟です。しかし現在ではクレーンを使用するため、夕方まで作業を続けるので、2日目にはほとんど屋根の形も出来上がります。上棟式のお祝いを行う場合は、この作業が終了してから現場で行うのが一般です。次に一般的な上棟式の要綱を挙げておきます。

上棟式の意義

「上棟式」は建前(タテマエ)建舞とも呼び、無事棟が上がったことに喜び、感謝するものです。つまり、上棟式は「儀式」というよりも施主が職人さんをもてなす「お祝い」と言えます。工事に関わった人が一同に会し、今後の工事の安全を祈願し、お互いの協力の元に家をつくり上げていこうとする意思表示の会でもあります。このように上棟式はお祝いの会ですので一般的な住宅の場合地鎮祭と異なり神主さんは呼びません。日程については、大安吉日が好まれますが、友引なども宜しいかと思います。また施工業者の都合もありますので、担当者に相談してください。
上棟式は必ず行うものではありません。また建築主ご一家で済ませる場合もあります。執り行う場合は、施工業者にお知らせください。

大工さんの棟梁による上棟式の進め方の一例

祝詞奏上 屋根に(危険なので2階の仮床で)供物を供え棟梁による上棟の祝詞が奏上されます。その後四方清めの儀で棟梁と一緒に建築主が酒と塩を建物の四隅を清めます。終了後一階に降りてお祝い事を始めます。
建築主挨拶 建築主の立場で、御礼や、工事の無事故などのお願いなど簡単なご挨拶を述べます。
乾杯 施工業者の担当者などによる乾杯ならびに挨拶があります。
懇談 建築主と現場の大工さんとは、これが初顔合わせになりますので、お互いに信頼関係を深める良い機会にしてください。ほとんどの大工さんは車で通勤のためお酒は飲めません。時間的には30分位で終わります。
中締め 中締めと言っても、終了の合図になります。大工さんの棟梁に簡単な御礼の挨拶と「三本締め」などでお開きとなります。
上棟式に際し、施主(建築主)が用意するもの 一般的に地鎮祭と同じものを用意します。詳しくは施工業者にお問い合わせください。

STEP4内・外装工事1

大工さんの仕事は、一応ここで終わります。現場管理者と共に検査、チェックを行います。思っていたことと違っている点やもう少し工夫したい点を遠慮しないで言って見ましょう。大幅に図面と違うような変更については、ある程度追加工事になる場合もありますが、微小な問題は、工事の範囲として処理されます。ここからは仕上げ工事になりますので、仕上がってからでは間に合わない問題は、すべてこの時点までに解決しておきましょう。

STEP5内・外装工事2

いよいよ仕上げに入ります。内装・外装工事が平行して行われます。事前に現場管理者と相談して決定した壁紙や塗装が施されて、住宅が出来上がって参ります。

STEP6竣工検査

建物が完成すると事前に現場管理者立会いの基で施工会社にて社内検査を行います。検査による手直し事項を改善の後、建築主様より竣工検査を受けます。ここで建築主様より指摘された改善事項を基に、更に手直し工事を行います。

STEP7建物引渡し

いよいよ完成引渡しです。現場管理者立会いの基、建物を引き取ります。先の竣工検査で指摘された点がすべて改善されているか再度チェック願います。問題がなければ、機器・器具の取り扱い説明を受けた後、建物の引渡し所に署名・捺印をして、建物を受領します。この時点で建物はすべて建築主様の管理に移行します。火災保険等のご準備または盗難、防災に心がけましょう。さあ、あとはいよいよ待ちに待った引越しです。